元参院議員の業務上横領事件で懲役4年の判決 東京地裁(2023年7月19日)
羽田空港の格納庫を管理する合同会社を巡り、およそ1億円の資金を横領した罪に問われている元参議院議員に、東京地裁は懲役4年の判決を言い渡しました。
元参議院議員の山内俊夫被告(76)は2019年3月、自らが経営に関わる東京・渋谷区の合同会社、「羽田空港格納庫」の資金およそ1億円を自身が代表を務める不動産会社などに2回にわたり送金し、横領した罪に問われています。
東京地裁は19日、「業務全般を仕切る立場を悪用した犯行で合同会社の信頼を裏切っている」と指摘しました。
そのうえで「犯情は悪く、相応の刑期の実刑は免れない」として山内被告に対して懲役4年の判決を言い渡しました。
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