アフリカ最大のダム エチオピアで発電開始も・・・エジプトなどが反発(2022年2月21日)
エチオピアのナイル川に建設されたアフリカ最大のダムで本格的な発電が始まりました。ナイル川の水の利権を巡っては、エジプトなどが反発しています。
地元メディアなどによりますと、エチオピアのアビー首相は20日、ナイル川に建設された「大エチオピア・ルネサンスダム」で開かれた式典に出席し、発電開始のボタンを押しました。
複数あるタービンのうち1つが稼働し、375メガワットの発電が開始されたということです。
完成すれば5000メガワット以上の電力が生み出される計画となっており、アビー首相は声明で「暗闇の中で苦しむ国民の60%に光をもたらす」と意義を強調しています。
巨大ダムを巡ってはナイル川に水の供給の97%を依存しているエジプトなどが農業や飲料水に影響が出ると反発しており、地域の緊張がさらに高まることが予想されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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