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「点火から57秒」爆音と炎が JAXAロケット実験場で“爆発”「地響きが…」(2023年7月14日)
異変は点火から57秒で起きました。秋田県能代市にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構のロケット実験場で爆発が起き、火災が発生しました。一体、何が起きたのでしょうか。
■JAXAロケット実験場で“爆発”
爆発が起きたのは、こちらの建物。秋田県にあるJAXAのロケット実験場です。点火から遅れて轟音(ごうおん)が聞こえ、炎と煙が真横に噴射を続けます。今回、JAXAが行ったのはイプシロンSというロケットのモーター燃焼実験です。14日午前9時すぎから始まり、この後、突然。およそ57秒で大爆発。試験は2分ほど行う予定でした。
この爆発により、噴射で聞こえていた轟音は鳴りやみ、炎と煙は横から縦に変わり燃え続けました。700メートルほど離れた場所で撮影していた人は、危険な瞬間を目撃していました。
撮影者:「破裂の破片が海に飛んで行って、落ちるところまで目視することができた」
さらに、爆発は実験場からおよそ1.8キロ離れた工場でも確認。いかに煙が高く上ったかがよく分かります。この動画を撮影した人は建物の中にいましたが。
撮影者:「まず音、振動というか。ドーンっていった後に地響きみたいに響いて来ました」
■「点火から57秒」 爆音と炎が
消防が駆け付け、慌ただしくなった実験場の入り口。被害の状況を上空から見ると、建物は爆発の影響で屋根や壁が所々吹き飛び、周辺にはがれきが散乱しています。警察などによりますと、これまでけが人は確認されていません。
今回、試験を行っていたのはロケットのこの部分、3段階あるモーターの2段目のモーターです。2段目の発射を前にJAXAはロケットにおけるモーターの重要性を説明。
JAXAの説明会:「1段目と3段目のモーターの地上燃焼実験は終了していますので、推進系という観点では最後の山場になります」
来年には打ち上げが計画されていたイプシロンSロケット。日本の未来を担うロケット実験。なぜ、爆発してしまったのでしょうか。ロケットエンジンンの研究をしている専門家は、推進力となる火薬などに問題があった可能性を指摘します。
千葉工業大学 工学部 和田豊教授:「一般論としては、まずはロケットの燃焼異常ですね。異常燃焼による、過大な圧力が生じてしまって爆発してしまう失敗というのがケースとしてある。例えば火薬自体に亀裂が入っていたり、予定していない場所が燃えてしまって圧力が上がって爆発してしまうことは考えられます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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