危険な暑さ豪雨被災地でも土石流から子ども抱え逃げた女性は(2023年7月11日)

危険な暑さ豪雨被災地でも土石流から子ども抱え逃げた女性は(2023年7月11日)

“危険な暑さ”豪雨被災地でも 土石流から子ども抱え逃げた女性は…(2023年7月11日)

 猛暑の影響で天気が急変し、関東でも11日午後からゲリラ雷雨となっています。大雨の被災地も危険な暑さとなるなか、依然として4人が行方不明となっていて救助活動が続ています。

■4人死亡 144人“孤立状態”続く

 懸命の救助が、今も続いています。朝から自衛隊も投入され、懸命な捜索活動が引き続き行われています。

 佐賀県唐津市、女性1人が死亡した現場。丸一日が経った今も男性2人の行方が分かっていません。

 大分県日田市では倒木や道路の崩壊により、2つの地区で現在144人が孤立状態となっています。県が防災ヘリを飛ばし、水や米などを届けています。

 被災地に、容赦ない日差しが照りつけます。これまでに4人の死亡が確認され、4人が行方不明となっている九州北部での記録的豪雨。土石流が発生した久留米市田主丸町、70代男性の死亡が確認されています。

■子ども抱え逃げた女性は

 一命を取りとめた女性がいました。

 土石流から直前でまぬがれた女性:「お母さんが見つけたと聞いた。挟まれた女の子が痛い痛いと言っていた」

 女性の家、目前まで土石流が押し寄せてきました。

 土石流から直前でまぬがれた女性:「娘と一緒に車で出てそのまま流された」

 娘と一緒に車で出ようとしたところ、土石流に流された女性、ドアを開けて必死で逃げました。

 土石流から直前でまぬがれた女性:「隙間がまだあったから、家の裏道があるのでそこを走った。怖い、怖い。なんで生きているんだろう」

 女性は子どもを抱え、道を下りました。近くの工場まで逃げて2人とも無事でした。

 土石流から直前でまぬがれた女性:「とりあえず死にたくないとだけ思って、動いている状態だった。無我夢中で生きたいと思った。この子がいたから特に」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事