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「津波警報待たず すぐ海離れて」 北海道・南西沖地震から30年(2023年7月8日)
「北海道南西沖地震」からまもなく30年です。奥尻島には警報が出る前に津波が襲来し、200人近い犠牲者が出ました。気象庁の当時の担当者は、「教訓は、早い情報伝達と素早い避難だ」と振り返りました。
30年前の7月12日、北海道の奥尻島では、津波と強い揺れで198人の死者・行方不明者が出ました。
津波は地震の直後に襲来したため、5分後に発表された大津波警報は間に合いませんでした。
気象庁地震津波監視課・内池浩生課長(当時):「震源域の中に完全に奥尻島が入っている。揺れた時にはもう津波が来ていたのでは」
担当した内池さんは「5分が当時の限界だった」と話します。
津波の担当者だった内池浩生さん:「早く(津波警報を)伝えるのと『避難も早く』と伝えることが教訓」
現在、津波警報は地震発生から2分ほどで発表されています。
ただ、南海トラフ地震では最速2分で津波が来る地域があり、内池さんは「警報を待たず、揺れたらすぐに海から離れてほしい」と訴えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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