東京23区猛暑日今年一番の暑さ体感60過酷な現場の対策(2023年7月7日)

東京23区猛暑日今年一番の暑さ体感60過酷な現場の対策(2023年7月7日)

東京23区“猛暑日”今年一番の暑さ 体感60℃“過酷な現場”の対策(2023年7月7日)

■熱中症対策 救急隊“祭り会場”に

 7月7日の七夕は北関東も猛暑になりました。

 前橋市では、7日から七夕まつりが4年ぶりにほぼ通常の規模で開催されています。前橋は最高気温36℃の猛暑日。今年一番の暑さです。

 母親(30代):「すごく暑くて立っているだけで汗が流れ落ちて大変」

 露店が立ち並ぶ通りは、まさに炎天下。

 露店のスタッフ:「(Q.だいぶ暑いが体感は)耐えられないような感じ。我慢してやっている」

 客:「(店を)やっている人の方が大変」
 露店のスタッフ:「でも、皆喜んでくれるから頑張らないと」

 市内の公園では、水遊びを楽しむ子どもたちの姿が。親は熱中症を警戒して午前中から気を抜けません。

 1歳娘の母親(20代):「もう水を飲み切っちゃって。麦茶を途中で買った。これ以上気温が上がった時にどんな熱中症対策をすれば良いのか分からない。下からの照り返しで熱中症になりやすいと聞くので」

 4歳孫の祖父(70代):「本当に群馬県の暑さは半端じゃない」

■小学生に熱中症教育「SOS早く」

 この公園では、小学校の行事も。

 強い日差しが照りつけるなか。バスから降りてきたのは、地元の小学生たちです。自転車用のヘルメットをかぶります。

 教員:「ヘルメットをかぶれたら水筒を持ちます」

 全員が水筒を持参して、こまめに水分補強。始まったのは「自転車教室」です。前橋市の公立小学校では、この時期、授業の一環として、自転車の練習ができる公園で安全指導を行っています。7日は4年生が参加。

 できるだけ日陰で説明するなど、暑さ対策を怠りません。

 小学4年生:「暑かった」「(Q.熱中症対策は?)朝みそ汁を飲んで、水をいっぱい飲んでいる」

 今や熱中症対策は、重要な教育の一つです。

 前橋市立 元総社小学校 根本剛学年主任:「学校で普段から熱中症対策の指導をしながら、自分たちで調子が悪くなった時にSOSを早く出すなど指導を行っている」

■体感60℃ “過酷な現場”の対策

 湿度が高い梅雨の時期は、曇り空でも油断はできません。

 神奈川県の住宅で、屋根のリフォームを行う職人は。

 ヤネカベ 現場革命部 竹屋精一郎部長:「この時期が一番汗が出る感覚がある。やっぱり脱水症状や熱中症につながりやすくなる」

 この周辺では、32℃を超す真夏日に。特に屋根は日光が反射して熱が上がりやすいといいます。表面温度は60℃近くを示しています。

 ヤネカベ 現場革命部 竹屋精一郎部長:「熱いコーヒーやお茶を触ってしまったくらいの感じ」

 毎日、過酷な暑さと戦う職人の熱中症対策は、基本に忠実です。

 ヤネカベ 現場革命部 竹屋精一郎部長:「1日500ミリを4、5本飲む。熱中症はいきなりなるみたいなので自分で気付かないうちにならないように、なるべく早い段階で水分をとるように心掛けている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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