穴が開いたワカメをスナック菓子に 食品ロス対策で(2023年7月6日)
食品ロスの対策を目的として、穴が開いているために出荷できないワカメをスナックにして活用する取り組みが始まりました。
食品宅配のオイシックス・ラ・大地は、宮城県石巻市の漁師らと協力し、商品化できずに廃棄されるワカメを活用したスナックを開発しました。
素材の味や栄養、香りは本来のワカメのままということで、「甘しょうゆ」と「コンソメ味」の2種類が今月20日から発売される予定です。
国産のワカメの85%を占める三陸では、温暖化による海水温の上昇の影響でワカメに小さな穴が開く現象が多く報告されています。
穴の開いたワカメは見た目が悪いという理由で出荷できず、三陸全体で年間の生産量の半分が廃棄されるほか、ワカメを選別するための人件費も増加していて、漁業関係者の経済的な損失が大きくなっています。
オイシックスなどではフードロス削減だけでなく、漁業者の安定的な収入源につなげたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く