突風発生でトラック横転など被害西日本中心に猛暑日続出大雨被害の九州では(2023年7月5日)

突風発生でトラック横転など被害西日本中心に猛暑日続出大雨被害の九州では(2023年7月5日)

突風発生でトラック横転など被害 西日本中心に猛暑日続出 大雨被害の九州では…(2023年7月5日)

 4日は西日本を中心に体温超えの猛暑日続出となった。一方で、大気が不安定となった静岡では竜巻などの突風が発生。トラックが横転するなどの被害が出た。

■京都で35℃超え 今年初の猛暑日

 4日午後5時ごろ、急に風が強まった静岡県掛川市。その影響なのか、トラックが横倒しに。竜巻などの激しい突風が発生したとみられ、屋根瓦が飛ばされるなどの被害報告があった。

 突風の原因は、上空の寒気に加え、列島に流れ込んだ暖かく湿った空気だ。

 この暖かく湿った空気は、西日本を中心とした暑さの原因にもなっている。

 4日は17地点で猛暑日を記録。真夏日も300地点以上になった。

 京都では、4日午後2時すぎに35℃を超え、今年初めての猛暑日になった。

 祇園は日差しが非常に強く、地面からの照り返しもムッとする暑さ。通りを歩く人たちも日陰を選んで歩いていた。

■九州 再び警報級の大雨となる恐れ

 大雨の被害を受けた九州も厳しい暑さとなった。

 2つの川が氾濫した熊本県益城町。日中は日差しも強く、30.2℃まで上がった。浸水被害を受けた農家では…。

 トマト農家 森上祐一さん:「カビが生えている」

 浸水と蒸し暑さなどが原因で、カビが一気に繁殖したという。この農家では4棟が被害を受けた。

 森上さん:「天気が良ければ、中が40~50℃になるから、私たちが中に入って仕事ができません」

 周囲の田んぼも浸水。特に深刻なのは、土砂の流入だという。

 コメ農家 森山一喜さん:「逆勾配でこっちが高いと、水が抜けていかない。田んぼが稲刈りの大事な時期にぬかる。コンバインが」

 夕方になり、被災地に再び雨が降った。

 4日午後5時すぎ、益城町は暑さから一転、急に激しい雨が降った。一気に水が流れて、すでに水がたまってきていた。

 九州では、活発化する梅雨前線の影響で、5日夜にかけて再び警報級の大雨となる恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けている。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年7月5日放送分より)
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