“コオロギ粉末料理”学校で提供 「子どもに食べさせるな」苦情殺到(2023年3月1日)
徳島県の高校の調理実習で生徒たちが作った昼食です。実は、このなかにある「コロッケ」。食用コオロギの粉末を使っているため、学校や粉末を開発した企業に批判が集まっていました。
グリラス広報・川原琢聖さん:「無理やり子どもにコオロギを食べさせるのをやめてという内容を強い口調で何度も頂いた」
食用コオロギの粉末を使ったコロッケについて街の人は。
29歳:「私はあんまり、嫌ですね」
55歳:「私は特に、そんなにちゅうちょはしないで食べると思う。イナゴも食べる習慣もあるので」
なぜ、調理実習で食用コオロギの粉末を使おうと考えたのでしょうか。
食物科の先生:「(生徒と)一緒に食べたら案外、おいしかった」
そこで食用コオロギの粉末を作る企業と協力して、去年から家庭科の学習でSDGsをテーマにして調理実習を始めました。
グリラス広報・川原琢聖さん:「現場にいた方も、もちろん『食べたくなかったら食べなくていいよ』というところは先生方からも十分お伝え頂いていた」
タンパク質も高く、亜鉛や鉄分、カルシウムも豊富だといいます。
生徒:「おいしかった。エビの風味」
今回、批判が集まったことに対し会社は…。
グリラス広報・川原琢聖さん:「新しい食品を提供していく会社として、気持ちは重々、承知をしているつもり。一度、正しい理解と共に行動をして頂けるとうれしいなと」
県の教育委員会は「給食ではなく、調理実習で作ったもの」「誤解をしないでほしい」。今後も家庭科実習でコオロギの粉末を使うかについては「学校側の判断だ」と答えました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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