訪日中のIAEAグロッシ氏会見「ザポリージャ原発を軍事基地として使ってはならない」(2023年7月4日)
訪日中のIAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長が、ロシア軍の支配下にあるウクライナのザポリージャ原発を巡り「事故が起きる可能性は高まっている」と強い懸念を示しました。
IAEA・グロッシ事務局長:「まさにこの瞬間、反転攻勢と軍事活動が活発化している。電力供給の寸断や原発への攻撃、事故が起きる可能性は非常に高い」
グロッシ事務局長は4日、日本記者クラブで会見し、先月、ウクライナ入りして視察したザポリージャ原発周辺が戦況の最前線だと指摘し、「極めて危険な状況」で「まさにこの瞬間、周辺で軍事行動が起きている」と述べました。
また、「原発は絶対に軍事基地として使ってはならない」と強く警告しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア側が「技術的な準備は整っている」と、ザポリージャ原発の攻撃を準備していると主張しています。
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