女性の声か「先に出る」と電話 札幌のホテルに“切断”男性遺体(2023年7月4日)
札幌のホテルで体の一部を切断された男性の遺体が見つかった事件で、新たな情報です。男性とともに入室した人物が女性とみられる声で「先に出る」という趣旨の連絡をフロントにしていたことが分かりました。
■女性の声か「先に出る」と電話
ホテルで倒れていた男性。頭部がない状態で発見されました。現場は札幌市のすすきの駅から徒歩で10分ほどのホテルです。関係者によりますと、頭部のない遺体が見つかったのは2階の202号室です。
ホテルに遺体を残したまま立ち去った人物がいます。遺体が発見される前にある不可解な行動をしていたことが分かりました。
フロントにかかってきた一本の電話。女性とみられる声で「1人で先に出る」といった趣旨の話をしていたことが関係者への取材で新たに分かりました。
遺体の発見を遅らせる意図があったのでしょうか。チェックアウトの時間を過ぎても残った人物が出てこなかったため従業員が部屋に入り、浴室で遺体を発見しました。
■札幌のホテルに“切断”男性遺体
首が切断されていた遺体。45歳から70歳くらいとみられ、司法解剖の結果、死因は「出血性ショック」だったことも分かりました。ただ、首を切断された傷ではない致命傷があり、捜査本部は殺害後に首を切断されたとみています。
関係者への取材で、遺体が発見される前後の詳しい状況が分かってきました。1日、男性は女性っぽい服装の人物とホテルを訪れます。防犯カメラには午後10時50分ごろに一緒に部屋に入る様子が残されています。そして3時間後…。
立ち去った人物:「1人で先に出る」
電話の後、男性と一緒に客室に入った人物は1人でホテルを出ていきます。その際、つばのある帽子をかぶり、黒い大きなスーツケースを持っていたということです。
捜査関係者によると、男性とこの人物はホテル周辺で待ち合わせて入館したとみられています。捜査本部は立ち去った人物の行方を追っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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