大荒れ天気でも異例の海開きビーチではなく海の家で神事(2023年7月1日)

大荒れ天気でも異例の海開きビーチではなく海の家で神事(2023年7月1日)

大荒れ天気でも異例の海開き ビーチではなく海の家で神事(2023年7月1日)

 大荒れになったのは西日本だけではありません。神奈川県の江の島の海水浴場では、強い雨と風の影響で異例の海開きを迎えました。

■大荒れ関東でも 皇居ラン少なく

 西日本に大雨を降らせた活発な梅雨前線はその後、関東に流れ、都内でも雨や風が強まりました。

 30代女性:「こんなに降るとは思わなかった。足もとに気を付けなきゃなという感じ。滑りやすかったりもするし…」

 40代男性:「(Q.雨が強い時間帯もあった?)めちゃめちゃスコールみたいになっていましたよね」

 そんな悪天候ですが、神奈川県大磯町では4年ぶりのプール開きです。

 2児の母親:「雨の中ですけど結構、人がいてビックリしました」

 あまりの雨の強さに戸惑う人も…。

 先月30日、周辺は真夏日の暑さでしたが、1日の施設の気温はプールにつかっている方が温かいほど。

■ビーチではなく海の家で神事 異例の海開き

 湘南の海も土砂降りです。例年、海岸で行われる神事。1日は海の家に身を寄せ、海の安全が祈られました。かつてない事態だといいます。

 ふじさわ観光親善大使・つるの剛士さん(48):「観光大使を務めて12年になるが屋内の神事は初めてだったので、ちょっと残念な気持ちはありました」

 江の島海水浴場協同組合・栗原義忠理事長:「(神事は)一つのけじめ。やらないと海開きにならない。それが昔からの江の島の海水浴場の流れになる」

 藤沢市は午前8時ごろから雨脚が強まり、カメラには雨粒がびっしり。雨音も大きくなり、視界は白くかすみます。上空には午前中、まとまった雨雲がかかり続けていました。

 大しけの海。強風注意報に加え、波浪注意報も出されました。ライフガードが安全に注意するよう呼び掛けます。

 海に訪れた人:「ライフガードに止められた」「(Q.きょうは、あいにく雨だが?)海開きとしては微妙なのでは…。京都から2万円かけてきたので」

■あす真夏暑さ コロナ前の海に期待

 海開きに水を差した雨も午後は一変します。

 海水浴客:「7月1日から東京からめっちゃ近くの海が始まる日なので、彼氏と一緒に遊びに来ました!」

 2日は関東の天気は回復し、真夏の暑さになる見込みです。

 店員:「2カ月分の雨が降ったと信じます。ビール飲んで焼き鳥食べて、締めにスダチ冷麺で」

 海水浴客を迎える海の家はコロナ前の夏に戻ることを期待しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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