伊丹市の天神川の堤防決壊 浸水被害受けた住民に兵庫県が貸付金制度 7月3日から開始
先月、兵庫県伊丹市で川の堤防が決壊し、家が水に浸かる被害を受けた住民らに向け、県は貸付金制度を設けました。
伊丹市を流れる天神川は、先月8日までの大雨で、堤防が約30メートルにわたって決壊し、周辺の住宅などが水に浸かる被害が出ました。県が行っていた工事で、川幅が狭くなっていたことが原因の一つとみられています。
いまも住宅の復旧作業が続いていますが、気温が上がり、熱中症などの健康被害も懸念されるとして、県は、7月3日から、エアコンなどの家電や自動車の修理などに充てられる貸付金制度を始めると明らかにしました。
罹災証明書を発行した家屋や事業所など約60件が対象で、上限は150万円です。県は被災者への補償についても検討していくとしています。
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