「議員は辞めない」から一転…傷害罪で罰金刑の長生村議長“議員辞職” 村民は…(2023年6月30日)
女性職員への傷害罪で罰金刑が確定していた千葉県長生村の議長。事態は大きく動きました。
■本人不在の議会で…“辞職可決”
30日午前、千葉県長生村議会。渦中の東間永次議長(77)は、体調不良のため欠席しました。
本人不在の議会で、議長を辞職することが決まりました。東間議長は4月、公用車を運転していた20代の女性職員にけがをさせた傷害の罪で略式命令を受け、罰金20万円を全額納付しています。
事件を受け、村議会は30日、3度目の議員辞職を勧告する決議を可決しました。ただ、東間議長は「やり残したことがある」と、議長は辞めるが議員は続けるという意向を示していました。
長生村議会・石川忠夫議員:「議員辞職勧告を出しても(議員を)辞めないということであれば、次の段階のリコール運動を進める」
他の議員たちは、村議会議員15人中13人による「議員辞職を求める会」を発足、議長との全面対決の姿勢を示したのです。ところが事態は急変。東間議長が議長職に続き、議員も辞職することになったのです。全会一致で辞職が可決されました。
■「議員は辞めない」から一転…
千葉・長生村議会 関克也議員:「やっぱり、世論でいつ辞めようかというところまで追い込まれたんだろう」
千葉・長生村議会 門口昭議員:「達成感というか、むしろ脱力感が今は強い」
千葉県唯一の「村」。人口1万4000人足らずの長生村を揺るがせた“騒動”はこれで収まったのでしょうか…。
村民:「イメージが悪くなったので正直残念。すごくいい村なので、人もいいし住みやすい」「(Q.今後どうしたい?)盛り上げていきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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