【シャンシャン】1週間でお別れ…写真や動画が空前の人気に(2023年2月14日)
上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」が中国に返還されるまで残り1週間となり、多くのファンが別れを惜しんでいます。
水辺に腰掛け、気持ち良さそうにあくびをする上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャン。14日午後、最新の映像で、誕生から2072日目の姿が公開されました。ちょうど1週間後の来週21日、生まれ育った日本を離れ、中国に返還されます。
“シャンシャン愛”に溢れる街、上野。館内にもズラリと並んだシャンシャンの写真が920枚。公開初日からほぼ毎日通ってる高氏さんが撮影した、様々な表情のシャンシャンが楽しめます。
来場者:「(写真を見ると)思い出してしまって、可愛くて仕方ないです」「シャンシャンは孫以上。いろんな思い出を作ってくれた」
シャンシャンが生まれたのは2017年6月。お母さんのシンシンにくわえられながらも、元気な産声を上げています。
誕生したばかりの時は体長およそ14センチ、体重は150グラムほどしかありませんでしたが、3カ月が過ぎたころには、4本足で短い距離を歩く姿や、つかまり立ちもできるようになりました。好奇心も旺盛で、一番高い木に登って転げ落ちたりするなど、その愛らしい動きが多くの人たちに魅了するなか…。遂に一般客へのお披露目が始まり、初日はおよそ46倍の抽選を勝ち抜いた観覧者の視線を集めました。
この時、なかなか隣の部屋にやってこないシャンシャンに業を煮やしたのか、お母さんのシンシンが頭をくわえて引っ張っていく場面もあり、その姿がますます人気に拍車を掛けました。
時には…。上野動物園公式ツイッターで、「パンダ史上最も美しいひざカックン」と題された、動画。再生回数は900万件を超えています。
ちなみにファンが一押しの姿は…。
来場者:「シャンモックですかね」「シャンモック」
シャンシャンがハンモックにいる姿に皆さん癒やされていたようです。
多くの人たちを虜にしながらすくすく成長したシャンシャン。しかし中国と交わした協定で、所有権は中国側にあり、コロナの影響で延期が続きましたが遂に来週、返還となります。
台東区にある、パンダおにぎりを出す弁当店では…。
スタッフ:「(Q.シャンシャンいなくなると影響ある?)ないといいんですけど、あると嫌だなというところ」
返還後、シャンシャンはお婿さんを探すため、四川省の中国パンダ保護研究センターに向かう予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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