リチウムイオン製品 正しい捨て方は?ごみ処理施設で火災相次ぐ【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
充電式電池として広く使われている、リチウムイオンバッテリーによるごみ処理施設などでの火災が相次いで発生しているとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけました。
■リチウムイオンバッテリー ごみ処理施設で火災相次ぐ
NITEによりますと、ごみ収集車やごみ処理施設でのリチウムイオンバッテリーの発火などによる被害額は、2018年度からの4年間で約111億円に達していて、年々増加傾向にあるということです。
特に、モバイルバッテリーや加熱式たばこが原因の火災が多くなっています。
NITEはリチウムイオンバッテリーを捨てる際は、一般のごみと一緒に捨てずに自治体の指示に従うよう呼び掛けています。
■リチウムイオン製品 正しい捨て方は?
南波雅俊キャスター:
リチウムイオンバッテリーは、私たちの身の回りでもあらゆる製品に使われています。
例えば、モバイルバッテリーや加熱式タバコ、PCやタブレット、ワイヤレスイヤホン、携帯用扇風機、電動アシスト自転車など、最近見かけることが多くなってきたものに、よく使われています。
NITEによると、ごみ処理過程でのリチウムイオンバッテリーの発火などによる被害額が、2018年からの4年間で約111億円にも達しているということです。
ではこうしたリチウムイオンバッテリーは、どのように処分するのが正しいのか?
まずは、家電量販店やホームセンターなどに持ち込み、専用の回収ボックスへ入れる。
または、購入した商品のメーカーや販売店による回収サービスもあります。
そして、自治体も回収しています。例えば、東京・武蔵野市の場合。無料で配布されている市指定のごみ袋、もしくは「危険・有害ごみ」と書いた透明・半透明のごみ袋に入れて出し、一般ごみとは別で回収を行っています。
さらに、市の広報誌や公式YouTubeチャンネルなどで、正しい捨て方を公開し、市民への周知をしています。
市の担当者は「家庭での小さな気遣いで、ごみ処理時の大きな危険を回避することができるので、分別をお願いしたい」と話しています。
正しい処理の仕方については、お住まいの自治体のHPなどで、ご確認ください。
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