動機についていわゆる勝ち組の女性などを殺したいと考えた検察が指摘小田急線刺傷事件37歳男が初公判で起訴内容認めるTBSNEWSDIG

動機についていわゆる勝ち組の女性などを殺したいと考えた検察が指摘小田急線刺傷事件37歳男が初公判で起訴内容認めるTBSNEWSDIG

動機について「いわゆる勝ち組の女性などを殺したいと考えた」検察が指摘 小田急線刺傷事件 37歳男が初公判で起訴内容認める|TBS NEWS DIG

おととし、小田急線の車内で乗客3人が無差別に切りつけられた事件の初公判で、37歳の男が起訴内容を認めました。検察側は事件の動機について、男が「いわゆる勝ち組の女性などを殺したい」と考えていたと指摘しました。

おととし8月、男が走行中の小田急線で乗客3人を次々と切りつけ、車両に火をつけようとした事件。対馬悠介被告(37)は女子大学生(当時20歳)の胸などを包丁で刺して大けがをさせたほか、別の乗客2人も包丁で切りつけた殺人未遂の罪などに問われています。

その初公判できょう…

裁判長
「起訴事実に間違っているところはありますか」
対馬被告
「ないです」

短く起訴内容を認めた対馬被告。走行中の逃げ場のない電車内で無差別に乗客を狙った手口は、事件から3か月後に起きた京王線刺傷事件にも影響を与えました。

いったい何が被告を凶行に駆り立てたのか。

検察
「被告は大学の単位を取れず留年して中退した。派遣職を転々とした後、事件当時は生活保護費を受給し、独り暮らしをしていた」

検察側は無差別事件を起こした動機について。

検察
「被告は男性の友人から見下されている、女性から軽くあしらわれていると感じ、そのような男女が幸せになっていくことが許せないという思いを抱いた」

そして、社会への一方的な恨みを募らせたというのです。

検察
「自分が死にたいほど苦しい思いをしていることから、幸せそうなカップルや男にちやほやされる、いわゆる勝ち組の女性など、幸せそうな人たちを殺したいなどと考えた」

一方、弁護側は被告の殺意について「死んでも、死ななくてもかまわない」という程度だったとしていて、今後の裁判で当時の殺意の強さについて争う方針を示しました。

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