市川猿之助容疑者なぜ逮捕決め手は処方された薬を渡して自殺を手助けか(2023年6月27日)

市川猿之助容疑者なぜ逮捕決め手は処方された薬を渡して自殺を手助けか(2023年6月27日)

市川猿之助容疑者なぜ逮捕 “決め手”は… 処方された薬を渡して自殺を手助けか(2023年6月27日)

 逮捕された市川猿之助容疑者ですが、警視庁に対して「週刊誌報道をきっかけに家族会議をして、皆で“さよなら”することにした」という説明をしているようです。今回、なぜ猿之助容疑者は逮捕されたのでしょうか。

■母・信子さんは「自ら死を選んだ」

 まずは事件を整理します。

 事件があったのは5月18日。猿之助容疑者は自宅の地下で、父親・段四郎さんと母親・延子さんは2階のリビングで見つかり、その後、両親は死亡が確認されました。

 死因はいずれも「向精神薬中毒」の疑いです。

 司法解剖などの結果、延子さんについては「無理やり薬を飲まされた痕跡がない」ことなどから、警視庁は延子さんが「自らの意思で死ぬことを選んだ」とみています。

■処方された薬で…自殺を手助けか

 「自ら死を選んだ」。一方で猿之助容疑者は逮捕されましたが、今回の逮捕の“決め手”は何だったのでしょうか?

 警視庁によりますと、猿之助容疑者は、以前から複数回にわたって医療機関から睡眠導入剤を処方されていて、それを延子さんに渡していたとみられます。

 この行為が自殺を手助けした、つまり「自殺幇助(ほうじょ)」にあたるということなんです。

 自殺幇助の罪は「6カ月以上7年以下の懲役または禁錮」が科されます。

 猿之助容疑者は「両親が自殺する手助けをしたことに間違いありません」「私も両親の後を追って自殺するつもりでした」などと容疑を認めています。

(スーパーJチャンネル2023年6月27日放送)
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