米情報当局ワグネル武装蜂起の兆候を事前把握(2023年6月25日)

米情報当局ワグネル武装蜂起の兆候を事前把握(2023年6月25日)

米情報当局「ワグネル」武装蜂起の兆候を事前把握(2023年6月25日)

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の武装蜂起について、アメリカの情報当局が事前に兆候を把握していたとアメリカメディアが報じました。

 ニューヨーク・タイムズによりますと、ワグネルを率いるプリゴジン氏がロシアに対して武装蜂起する準備をしていたことをアメリカの情報当局が事前に察知していました。

 こうした情報を情報当局は21日にアメリカ国防省の高官らに説明し、22日にアメリカ議会の一部の幹部に報告していました。

 情報当局は状況次第で武装蜂起がロシアの核兵器管理に影響を与えることを懸念していたということです。

 ワシントン・ポストは、プーチン大統領も24時間前までにはプリゴジン氏の動きを把握していたと報じました。

 CNNによりますと、今回の武装蜂起でワグネルの戦闘員がロシア国内に戻ったため、ウクライナ軍の前線に有利に働くとウクライナ側が判断しているということです。
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