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惨劇伝える「沖縄戦の図」 2年ぶりに展示…画家・丸木夫妻 創作活動追った映画公開(2023年6月23日)
23日、沖縄は「慰霊の日」を迎えた。画家・丸木夫妻が体験者の証言をもとに描いた「沖縄戦の図」。夫妻が「物言わぬ絵画」で、伝えようとしたものとは。
■「沖縄戦の図」含む全14部 2年ぶりに展示
太平洋戦争末期に熾烈(しれつ)な地上戦が展開された沖縄。23日、その犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。
多くの県民が戦禍に巻き込まれ、命を落とした民間人は、およそ9万4000人に上る。
その沖縄戦を今に伝える絵画が、宜野湾市の佐喜眞美術館で、2年ぶりに展示されている。
縦4メートル、横8.5メートルの巨大な作品「沖縄戦の図」を含む全14部だ。
描いたのは、「原爆の図」などで知られる画家・丸木位里・俊夫妻。1982年から6年の歳月をかけて、県内各地で体験者の話に耳を傾けながら、それをもとに全14部を描き上げた。
展示を企画したのは、美術館の佐喜眞道夫館長だ。
寺崎未来アナウンサー:「目の前に立った瞬間、こんなことが本当にあったのかと思うくらい言葉を失って」
佐喜眞館長:「沖縄戦というのは、この世の地獄を全部集めても、こんなにひどくはないだろうと。それから汚しゃいいんだよとおっしゃっていた。非常に思い切って描くというか、思い切ってワッと描くんです。ものすごく準備していて、描く時は一気に描く」
■映画公開 館長「画家の優しい思いが見える」
夫妻が最初に着手した作品が、「久米島の虐殺」。
佐喜眞館長:「これは日本兵が沖縄県民を虐殺している場面」
久米島では、日本兵の手によって、住民20人の命が奪われた。
小学6年生:「(戦争は)自分の心が崩れていく、とても怖い呪いみたいなもの。怖い絵ばかりだけど、その中には戦争は絶対だめだという強い気持ち。描いた人の心がこもっていて、見た人が伝えていかないといけない」
夫妻の6年の創作活動を追ったドキュメンタリー映画が4月、沖縄国際映画祭で上映され、県内では一般公開が始まっている。
夫妻が体験者を訪ねて回り、作品を描いていく過程が関係者の証言とともに映し出されている。
映画製作にも携わった佐喜眞館長は、次のように話した。
佐喜眞館長:「戦争の悲惨さを訴えている絵だが、美しい体で描くとか。死んでいった少女たちが、せめて健やかな表情で死んでいってほしいという、画家の優しい思いが表れたり見える」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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