3歳児に熱湯かけ殺害か初公判で男は殺人罪を否認大阪(2023年6月22日)

3歳児に熱湯かけ殺害か初公判で男は殺人罪を否認大阪(2023年6月22日)

3歳児に熱湯かけ殺害か 初公判で男は殺人罪を否認 大阪(2023年6月22日)

 おととし、大阪・摂津市で交際相手の長男に熱湯を浴びせ続けて殺害した罪などに問われた男の裁判が始まり、男は殺人罪について否認しました。

 起訴状などによりますと、松原拓海被告はおととし6月、摂津市の集合住宅で交際相手の長男・新村桜利斗ちゃん(当時3)に対し、熱湯を浴びせ続けて殺害した罪などに問われています。

 22日の初公判で、松原被告は「熱湯を浴びせ続けた事実はありません。殺意もありません」と殺人罪について否認しました。

 検察は冒頭陳述で「被害者は全身の広範囲に重いやけどがあり、死亡する危険性を理解していた」と指摘しました。

 一方、弁護側は「被告は被害者をこらしめようと浴室に閉じ込めた。脱水症状になることを意図していた」と傷害致死罪の適用を主張しました。

 午後には母親の証人尋問が予定されています。
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