奄美で線状降水帯記録的な大雨で激しい濁流ガイドも恐怖土砂災害に厳重警戒もっと知りたい(2023年6月21日)

奄美で線状降水帯記録的な大雨で激しい濁流ガイドも恐怖土砂災害に厳重警戒もっと知りたい(2023年6月21日)

奄美で「線状降水帯」 記録的な大雨で激しい濁流 ガイドも恐怖 土砂災害に厳重警戒【もっと知りたい!】(2023年6月21日)

 20日夜、鹿児島県の奄美地方に「線状降水帯」が発生し、記録的な大雨となりました。21日も引き続き、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

■地元ガイドも恐怖 「線状降水帯」被害

 山から、滝のように噴き出す濁流。鹿児島県奄美大島の青年団が警戒中に撮影した映像です。

 元々、少量の湧き水が流れていましたが、20日は一変、大きな濁流となり、集落を襲いました。

 夜には、静かな島に轟く雷鳴。何度も雷が落ち、道路は冠水。一時通行止めとなる場所もあり、車は徐行を余儀なくされました。

 元祖ナイトツアー・奥田大介ガイド:「怖かったですね。台風でも来たんじゃないかと、風も吹いてました」

 地元ガイドも恐怖を覚えたのは、線状降水帯による被害です。

■最大150ミリ雨の予想 土砂災害に厳重警戒

 奄美地方では、20日夕方から、活発な雨雲が次々と流れ込み、線状降水帯が発生。19日に続き2日連続です。

 停滞する梅雨前線の活動が活発になり、雨雲が発達。大和村の付近では、1時間におよそ110ミリの猛烈な雨となりました。

 この雨で、一部地域では「避難指示」が出ました。土砂崩れで帰宅できず、避難所に逃げ込んだ人は次のように話します。

 避難した住民:「(奄美は)台風とかもよく通るので。雨に強い印象ではあるが、自宅まで帰れなくなる大雨が初めて。(長く暮らす)島の人に聞いても、『こんなことなかなかないよ』と」

 奄美地方には、22日朝にかけて最大150ミリの雨が予想されています。

 気象庁はしばらくの間、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の氾濫に警戒するよう呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2023年6月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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