マイナ保険証、トラブルで窓口の全額負担は少なくとも776件(2023年6月20日)
マイナンバーカードに保険証を一体化させた「マイナ保険証」で問題が相次いで明るみになるなか、トラブルで患者に医療費を全額請求した事例が少なくとも776件あったことが分かりました。
調査は医師と歯科医師らで作る「全国保険医団体連合会」が実施し、20日にあった国会内のヒアリングで明らかにしました。
オンライン資格確認システムを運用している8437の医療機関に調査をしたところ、65.1%にあたる5493カ所でマイナ保険証に関するトラブルがあったことが分かりました。
資格情報が正しく反映されていないという事例が最も多かったということです。
マイナ保険証のみを持参した患者で資格確認ができないトラブルが生じた場合に窓口で全額負担になってしまった事例は少なくとも776件あったことも明らかになりました。
団体は「直ちに運用を停止し、全容解明が先決」と訴えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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