派手髪もOK?職場の“身だしなみ”ルールが次々緩和|TBS NEWS DIG
11月から“身だしなみ”に関するルールが緩和されたユニー。さっそく“自分色”に髪色を変えた、愛知県のスーパー「ピアゴ」で働く女性を取材しました!
■接客する従業員の髪が紫? 変わる“身だしなみルール”
東海地方を中心にスーパー「アピタ」や「ピアゴ」を展開するユニー。11月から“身だしなみのルール”を変更しました。
これまで髪色は黒または自然な栗色、明るいライトブラウンなどしか認められていませんでしたが、自由になったのです。
ピアゴ西尾店で働いて2年半の照井菜月さん24歳。ルール変更と同時に髪の色を紫色に変えました。
ピアゴ尾西店 照井菜月さん
「『よっしゃー!』って思いましたね。“派手髪is照井”って感じで、私なんで。だから変えました」
照井さんは学生時代から前職の接客業まで、ずっと金髪で過ごしてきましたが、こちらの会社に就職する際、落ち着いた髪色を求められました。
ピアゴ尾西店 照井菜月さん
「やっぱり黒髪、嫌だな嫌だな嫌だなと思ってて。個性がなくなるじゃないですか。みんな同じような色になるから、今の時代には合わないんじゃないかと思ってました」
“自分らしくない”とモヤモヤした気持ちで働いていたといいます。
すぐに髪の色を変えた照井さんに直属の上司である店長はどう感じているのでしょうか。
ピアゴ尾西店 児玉勇樹 店長
「普段から結構テンション高めなんですけど、それ以上に本当にもう2倍3倍ぐらいテンション上がって。似合っていると思います」
「会社として生まれ変わるためにも、こういった多様性を認めてくっていうのはかなり必要」
照井さん本人も仕事に対するモチベーションが上がったといいます。
ピアゴ尾西店 照井菜月さん
「(髪が)暗いときは無個性っていうので、チーン…って感じで働いてたんですけど。変えた瞬間から気持ちは『みんな見て』っていう気持ち。すごく明るいです」
ということでお客さんにも話を聞いてみました。
50代のお客さん
「普通の接客していただいたので、髪の毛の色ってあんまり気にならないです」
20代のお客さん
「センスとして受け入れてもらえるような、あったかい職場なのかなって感じがします」
■“ルール緩和”で新規採用増「働き続けたい」職場に変化
会社にとって身だしなみのルールを緩和することは
「従業員のモチベーションアップ」や「対外的なイメージアップ」などのメリットがあるといいますが、他にもこんな理由が…
ユニー営業統括本部 上野 健 副本部長
「いま就職、採用というのもも厳しい状況ですけども、新しい価値観を持った多種多様な人材。こういった方々にもぜひ会社の一員となっていただきたい」
2022年の3月に一足早く、身だしなみのルールを緩和した、ユニーの親会社「ドンキホーテ」では。
ピンクにグリーン、多くの従業員が自分らしい髪色で働いています。
MEGAドン・キホーテ渋谷本店 小林美愛さん
「『あれ髪色変えた?』とか話のきっかけになるので、いろんな人とコミュニケーションを取りやすくなりました」
身だしなみのルール緩和は職場にどんな変化をもたらしているのでしょうか。
勤続10年の従業員 高橋翔子 さん
「今までは『髪色暗くしなさい』とか言われてたんですけど、それがなくなったのでみんな働きやすそうになってます。ドンキで働き続けたいなと思ってくれたら嬉しい」
またドンキホーテの一部の店舗では「働きたい」という問い合わせが増えているといいます。
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