米国務長官が中国習近平国家主席と会談ロシアでは警戒感(2023年6月20日)

米国務長官が中国習近平国家主席と会談ロシアでは警戒感(2023年6月20日)

米国務長官が中国・習近平国家主席と会談 ロシアでは警戒感(2023年6月20日)

 アメリカのブリンケン国務長官が中国の習近平国家主席と会談したことを受け、ロシアでは警戒感が広がっています。

 ロシアの大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」は19日、ロシア下院の国際問題委員会のドミトリー・ベリク議員のコメントを引用し、「アメリカは台湾について譲歩したにもかかわらず、中国を味方に引き込むことはできない」と報じました。

 「中国を反ロシアの制裁リストに入れることはできない」としています。

 また、政府系メディア「ブズグリャド」も19日、ブリンケン長官の訪中は「特筆するものではない」などと批判する政治学者のドロブニツキー氏のコメントを掲載しました。

 ブリンケン国務長官が中国と接近しようとする試みは5回目で、アメリカが実際に中国と接近することはないとの見方を伝えています。

 西側からの厳しい経済制裁を受け、中国との関係強化に活路を見い出すしかないロシアは米中の接近に神経をとがらせています。
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