約850回“カルガモ走行”瞬間 2人逮捕「代金浮かせるため」 #shorts
高速道路のETCレーンを不正に通過する、いわゆる「カルガモ走行」を繰り返したとして会社社長ら2人が逮捕されました。
■約850回“カルガモ走行”瞬間
高速道路のETC出口を通過する2台のトラック。車間距離はほとんど空けずに前の車にピッタリと近付いてレーンを通過しています。いわゆる「カルガモ走行」です。
カルガモの子どもが親の後ろを離れないようピッタリと近付いて追い掛け歩く“カルガモの行進”。子ガモは親ガモに追いていかれまいと必死にピッタリ後ろに付き、ちょこちょこ走っていきます。
都内では車道を歩くこともあるため、警察官がその行進を見守る場面も見られ、「カルガモ行進」は“微笑ましい”光景として知られていますが、前を走る車にピッタリと近付き、高速道路のETC料金の支払いを逃れるカルガモ走行は不正かつ危険行為で許されません。
このカルガモ走行による被害を受けた高速道路会社から“不正を繰り返している”と相談があり、神奈川県警が捜査を続けていました。
その結果、愛知県の陸運会社の社長ら2人を料金所を不正通行した道路整備特別措置法違反などの疑いで逮捕。警察によると、この陸運会社は主に兵庫県や愛知県から千葉県まで車を届ける業務をしていました。
社長の男(55):「陸送代金を浮かせるためだった」
この陸運会社では3年間でおよそ850回“カルガモ走行”を繰り返し、750万円の支払いを免れていたとみて調べています。/a>
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