永山絢斗容疑者の自宅・家宅捜索で“乾燥大麻”押収と判明 認否は明らかにせず【警視庁クラブ・記者解説】|TBS NEWS DIG
最新の捜査情報について、警視庁クラブから伝えてもらいます。
警視庁は永山容疑者の認否については明らかにしていませんが、捜査関係者への取材で、警視庁がきのう夜に行われた永山容疑者の自宅の家宅捜索で乾燥大麻を押収していたことがわかりました。
警察庁によりますと、全国で薬物事件の摘発人数は減少傾向にありますが、このうち大麻に関しては年々増加し続け、おととしは5482人と過去最多を更新していて、去年もほぼ横ばいです。
薬物事件のうち大麻に関するものは去年、全体の44%にのぼり、特に10代や20代の若者の増加傾向が顕著です。大麻が覚醒剤より安価であることや、SNSの普及により密売人との接触が容易になっていることが背景にあるとみられ、警察当局は危機感を強めています。
一方で、大麻などの薬物は自分自身の心身に有害なうえ、依存性があり、専門家は「『意志が弱いからやめられない』と決めつけるのではなく、依存から脱却するための医療的なアプローチが必要だ」と訴えています。
また、「一人で悩まず、政府が紹介している全国の精神保健福祉センターや薬物依存症の専門医療機関、民間の自助グループに相談して欲しい」と呼びかけています。
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