候補選び加速も目標まだ遠く総理解散含みに永田町は(2023年6月14日)

候補選び加速も目標まだ遠く総理解散含みに永田町は(2023年6月14日)

“候補選び”加速も…目標まだ遠く 総理“解散含み”に永田町は…(2023年6月14日)

13日の会見で、笑みを浮かべ早期の解散に含みをもたせた岸田総理。総理自らがあおった“解散風”を与野党はどう見ているのでしょうか。

日本維新の会の幹部が目を落とすのは、来たる選挙への立候補希望者の履歴書です。
日本維新の会・藤田文武幹事長:「自民党に本当だったら取られていたような人材が、官僚、実業家、士業の人とか、たくさん手上げていただいている」

全国289の小選挙区すべてでの擁立を目指し、“勝てる候補”選びを急ピッチで進めていますが、めどが立ったのは、まだ120人程度だといいます。
日本維新の会・藤田文武幹事長:「(Q.解散ありきで)とにかく、あるつもりで、野党は準備するしかない」

今後、焦点となるのは、立憲民主党の対応です。“内閣不信任決議案”は、野党にとっては、政権との対決姿勢を示す切り札となる一方で、選挙準備が整わないなかで、解散の引き金を引くことにもなりかねません。
立憲民主党・泉健太代表:「(Q.不信任案を出すか、心は決まっていますか)しかるべき時に態度を表明します。(Q.出すタイミング、どのような形で)いろいろ決まっていることはあります。最後の最後まで検討して判断します。(解散されるなら)これだけ負担増で、懐が厳しくなっている状況。物価高に賃上げが追い付かない状況を、国民が判断していただきたい」

最大のヤマ場とみられているのは、16日です。政府が重要法案と位置付ける防衛財源確保法が15日にも委員会採決。早ければ16日にも成立する可能性があります。骨太の方針も閣議決定される見通しで、一区切りがつくタイミングで解散に踏み切るのではないかという観測が広がっているのです。

14日夕方、岸田総理はいとこでもある宮沢税調会長と30分以上、官邸で会談しました。
自民党・宮沢洋一税調会長:「(Q.解散とかは)いやいや、ともかくいろんな話を、いろんな生々しい話が。とても皆さんにはお話しできない」
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