【速報】ウクライナ産穀物の輸出合意めぐりロシアが延長反対を国連に通告(2023年7月17日)

【速報】ウクライナ産穀物の輸出合意めぐりロシアが延長反対を国連に通告(2023年7月17日)

【速報】ウクライナ産穀物の輸出合意めぐりロシアが延長反対を国連に通告(2023年7月17日)

 ウクライナ産穀物の黒海を通じた輸出の合意を巡り、ロシアは国連に対して合意の延長に反対する意向を正式に通告しました。

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は17日、黒海を通じたウクライナ産穀物の輸出合意について「合意は事実上、停止した」と述べました。

 また、国営ロシア通信によりますと、外務省のザハロワ報道官が穀物合意の延長に反対する意向を国連に正式に通告したことを明らかにしました。

 黒海を通じた穀物輸出は国連とトルコの仲介によって去年7月にロシアとウクライナの間で合意され、これまでに約3300万トンの小麦などがウクライナから輸出されています。

 こうしたなか、ロシアは先週、自国の穀物輸出に関する要求が満たされていないとして、合意からの離脱について言及していました。

 国連は黒海の穀物合意によって世界の食料価格を20%ほど引き下げるのに役立っているとしていて、また、世界食糧計画が飢餓撲滅のためスーダンやエチオピアなど向けに調達した小麦の80%がウクライナ産だということです。

 ロイター通信によりますと、国連のグテーレス事務総長はロシアの一部の銀行を国際決済システムへ復帰させることを条件に合意を延長するようロシアの説得を続けていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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