近大医学部の元教授に懲役年の有罪判決司法解剖の検査料など架空請求計万円詐取事件

近大医学部の元教授に懲役年の有罪判決司法解剖の検査料など架空請求計万円詐取事件

近大医学部の元教授に懲役5年の有罪判決 司法解剖の検査料など架空請求、計8600万円詐取事件

 近畿大学医学部の元教授が、司法解剖の検査料をだまし取ったなどとされる事件の裁判で、大阪地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

 近畿大学医学部(法医学教室)の元主任教授・巽信二被告(68)は、2015年ごろから司法解剖の検査費用などを架空請求し、大阪府警から約3700万円、大学から4900万円余りをだまし取った詐欺などの罪に問われていました。

 検察側は、懲役7年を求刑し、巽被告は大学への不正請求は認め、府警への架空請求については無罪を主張していました。

 14日の判決で、大阪地裁は「被告が隠語を使って、部下に繰り返し架空請求を指示した」と認定した上で、「信頼ある立場を悪用して長期間、不正を繰り返し、多額の利益を得ていて悪質だ」として、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

読売テレビニュースカテゴリの最新記事