マルサ告発の脱税額は約100億円コロナ禍から大幅増加(2023年6月14日)

マルサ告発の脱税額は約100億円コロナ禍から大幅増加(2023年6月14日)

「マルサ」告発の脱税額は約100億円 コロナ禍から大幅増加(2023年6月14日)

 国税庁は昨年度に全国の国税局査察部・通称「マルサ」が告発した脱税事件の脱税額がおよそ100億円だったと公表しました。新型コロナウイルスの影響が収まり、大幅に増加したということです。

 ポリ袋に入れられ、ひもや輪ゴムでまとめられているのは不正に隠されていた現金2900万円余りです。国税局の強制調査で発見されました。

 国税庁によりますと、昨年度に全国の国税局が告発した脱税事件は103件に上り、脱税総額はおよそ100億円でした。

 新型コロナウイルスの影響で、査察の調査が制約された前の年度のおよそ61億円から大きく増加しました。

 国税庁調査査察部・中西佳子査察課長:「悪質な脱税者に対して厳正な調査を実施することが査察の使命。免税制度を悪用した消費税不正受還付事案に積極的に取り組んでいきたい」

 増加傾向にある消費税に関する不正など、社会的な影響が大きい事案の告発を今後も積極的に行っていくということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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