「機内放送で“ストライク”と…」羽田空港で航空機同士が接触 羽部分が損傷か(2023年6月10日)
羽田空港で、タイ国際航空とエバー航空の航空機同士が接触しました。
国交省航空局などによりますと、10日午前11時前、台北行のエバー航空のパイロットとみられる人物から「振動を感じる」と航空局に無線で連絡がありました。
航空局は、エバー航空の航空機の後ろからきたタイ航空の航空機が追い抜く際に羽部分周辺が接触したとみていて、タイ航空の航空機の右翼に、接触した痕があるということです。
けが人は確認されていませんが、羽田空港のA滑走路は午前11時15分ごろから午後1時ごろまで航空機の運航を停止しました。
空港を映すカメラには、滑走路にとまったタイ国際航空とみられる機体の羽部分が損傷しているような様子が確認できます。
エバー航空に乗っていた61歳の男性は「(航空機が)停止中にガコっという衝撃音がした。中国語と英語で機内放送があり、『ストライク』と言っていたので、ぶつかったのかと思った」と、事故当時の様子を表現しました。
機内は静かで、キャビンアテンダントが飲み物を配るなどしていたということです。
事故の影響で、全日空や日本航空は30分から1時間の遅れが出ているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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