危険雨雲が…“警報級大雨”警戒 東海道新幹線の運転見合わせも(2023年6月8日)

危険雨雲が…“警報級大雨”警戒 東海道新幹線の運転見合わせも(2023年6月8日)

危険雨雲が…“警報級大雨”警戒 東海道新幹線の運転見合わせも(2023年6月8日)

 関東甲信地方の梅雨入りが8日、発表されたばかりですが、太平洋側を中心に9日にかけては警報級の大雨に警戒が強まるなか、東海道新幹線は大雨による運転見合わせの可能性があると発表しました。

■東海道新幹線 今夜運転見合わせも

 危険な雨雲は関東に流れていきます。8日夜から9日午前中にかけて太平洋側では大雨が降ることが予想されています。東海道新幹線沿線でも大雨が見込まれるため、運転の見合わせや遅れが出る可能性があるということです。

■土砂降り続き…九州南部大雨警報

 大雨警報が発表された鹿児島県。梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、九州では8日午前中から激しい雨が降っています。鹿児島市内にある桜島を見渡すカメラ。普段なら桜島が噴煙を上げる様子が見てとれますが、午前中の桜島はすっかりかすみ、雨雲が鹿児島市内を覆う様子が分かります。

 24時間雨量が150ミリを超え、今年一番の大雨となった枕崎市。大雨警報が出ました。

■土砂崩れ現場 再びの大雨に警戒

 和歌山市と海南市では大雨警報が出されました。和歌山県の紀の川市も再びの雨に見舞われました。先週、市には線状降水帯が発生。奈良県から和歌山県へと流れる紀の川が増水し、住宅街には冠水や浸水被害が相次ぎました。

 周辺の町には今も爪痕が残ります。土砂崩れが起きた現場では、以前と比べると変わり果てた様子が分かります。

 コンビニの工事関係者:「全部廃棄。新品と入れ替え。臭いとかもすごいし」

■梅雨入りした途端に…大雨警戒

 人々をやきもきさせる雨雲はこの後、関東へ移りつつあります。

 日中、澄み切った青空が広がっていた東京。気温もぐんぐんと上がり、夏日になりました。ただ、雨は降っていませんが今後の雨雲の動きをにらみ、関東甲信では梅雨入りが発表されました。

 気象予報士・今村涼子:「関東はきょう梅雨入りの発表があったが、梅雨入りそうそうこれから大雨になる恐れが出てきている。総雨量としても多いところで100ミリを超えるような、それくらいの大雨の恐れ」

■前回の雨で土壌緩み…災害警戒

 先週の記録的な大雨では関東各地でも被害が。東京では平年6月、1カ月分の雨がわずか一日で降りました。

 再び懸念される大雨。今後の雨雲の動きに警戒が必要です。

 気象予報士・今村涼子:「土壌にまだ先週の大雨の一部が残っていて、緩んだ状態が続いているということが考えられます。決して斜面などには近付かないことが大切」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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