24年度の予算案は112兆700億円程度で最終調整 予備費の減少で23年度を下回る見込み｜TBS NEWS DIG
政府は来年度の予算案について、一般会計の総額を112兆700億円程度とする方向で最終調整に入りました。
来年度の予算案では、高齢化によって社会保障費が今年度の当初予算より8500億円程度増えて37兆7200億円程度に、将来の防衛力強化に充てる資金を除いた防衛費も1兆1300億円程度増えて7兆9200億円程度になる見込みです。
一方、新型コロナへの対応などで計上していた予備費は減らし、一般会計の総額を112兆700億円程度とする方向で最終調整に入りました。
過去最大だった今年度の当初予算を下回るものの、2年連続で110兆円を超える見通しです。
財源の不足分は35兆円程度の国債を新たに発行する計画で、財源の3割以上を国債に頼る厳しい財政状況が続きます。
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