「時給1350円も人集まらず」人手不足…現場の悲鳴(2023年6月7日)

「時給1350円も人集まらず」人手不足…現場の悲鳴(2023年6月7日)

「時給1350円も人集まらず」人手不足…現場の悲鳴(2023年6月7日)

 加藤厚労大臣:「実質賃金の対前年同月比マイナス3.0%と去年の4月以降、13カ月連続のマイナスとなっています」

 日本の「実質賃金」が下がり続けていることを報告した加藤厚労大臣。

 岸田総理大臣:「第一に人への投資、構造的賃上げ、労働市場改革です。成長と賃金上昇の好循環を実現する価格転嫁対策を徹底します」

 政府の新しい資本主義実現会議も賃金アップを最重要課題としています。

 そんななか、聞こえてくるのがホテルや飲食業界の悲鳴です。

 その理由は“人手不足”。新型コロナによる様々な自粛要請や規制がなくなり、インバウンドが復活。客足は戻っているのですが、従業員やアルバイトが入って来ないのです。

 今年4月の調査では飲食店のおよそ85%、旅館ホテルの78%が人手不足に。

 飲食業界の声:「時給1350円でも人が集まらない」

 ツイッターでは、時給1300円台に上げても人が集まらないという旅館ホテル業界の記事や声が話題に。

 ツイッターの声:「旅館の過酷な労働環境で1300円台は安い。人が来なくて当たり前」「適正時給が出せない業者は淘汰されてほしい」「外国人の採用で安く抑えないで、しっかり時給を上げて対応して」

 一方で去年から高い時給を求めてオーストラリアなどに出稼ぎに行く若者も増えているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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