各地で「真夏日」 厳しい暑さの中…大雨の被災地で“復旧作業” 再び広い範囲で雨も(2023年6月6日)

各地で「真夏日」 厳しい暑さの中…大雨の被災地で“復旧作業” 再び広い範囲で雨も(2023年6月6日)

各地で「真夏日」 厳しい暑さの中…大雨の被災地で“復旧作業” 再び広い範囲で雨も(2023年6月6日)

 5日は関東などで30℃以上の真夏日となるなど、厳しい暑さとなった。大雨の被害が大きかった茨城県や愛知県では気温が30℃近くなるなか、復旧作業に追われた。

■栃木・佐野市で32.1℃ “8月上旬並み”暑さ

 “日本一暑いまち”埼玉県熊谷市では5日、最高気温31.2℃を観測し、真夏日となった。

 市民:「普段は水をたくさん持っていったり、帽子をかぶったり、熱中症にならないように気を付けています」

 市内の病院では、この暑さで熱中症により、配送業の30代の男性が搬送された。

 埼玉慈恵病院 藤永剛副院長:「(搬送者は)朝の8時くらいから、バイクを使って外回りをしていたそうです。朝ごはんを食べていないだけで、多少脱水気味になる」

 関東を中心に30地点以上で真夏日となるなか、一番暑かった栃木県佐野市で、最高気温32.1℃を観測。8月上旬並みの暑さになった。

■6日以降は再び…広範囲で雨 土砂災害に警戒

 先日の雨で、床上浸水の被害が相次いだ、茨城県取手市も厳しい暑さに見舞われた。

 5日午後3時すぎの取手市。かなり湿度もあり、蒸し暑く感じるなか、住民が片付けを行っていた。

 線状降水帯が発生した愛知県でも、気温が30℃近くまで上昇するなか、住民は日よけ対策をしながら復旧作業を行っていた。

 被災者:「昔の物が全部、床に置いてあるのが全部つかっている。一気に片付けようと、友達に手伝ってもらっている」

 濁流が流れ込んだ病院では、最大で30センチ程度まで水につかったという。レントゲン関係の機器や電子カルテにも支障が出ていた。

 総合青山病院 鈴木亜紀事務長:「外は胸の高さまであったと思います。薬が一番困ると思うので、最初に復旧させていただいて」

 6日以降、再び梅雨前線の影響で広い範囲で雨となり、土砂災害などにさらなる警戒が必要だ。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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