熱中症対策にアルミホイル? 災害時にも有効な活用法を3つ紹介【ファスト防災】 #shorts

熱中症対策にアルミホイル? 災害時にも有効な活用法を3つ紹介【ファスト防災】 #shorts

熱中症対策にアルミホイル? 災害時にも有効な活用法を3つ紹介【ファスト防災】 #shorts

線状降水帯による大雨や台風など、災害の起きやすい夏。
停電や災害で温度管理が難しいとき、特に気をつけないといけないのが熱中症です。
そこで、家にある『アルミホイル』で簡単にできる熱中症対策を紹介します。

1 窓に貼って室温が上がらないようにする
停電などでエアコンが使えない時に有効な方法です。
「熱を反射させる性質」を持つアルミホイルを窓に貼ることで、太陽光による熱を反射させ、室温の上昇を抑えることができます。

【手順】
1.霧吹きなどで窓の外側に水を吹き付ける
2.貼りやすい大きさに切ったアルミホイルを貼る
3.手でならして、密着性を高める
4.繰り返し、貼り広げていく

窓にぴったりと貼り付けて密着性を高めることがポイントです。
窓の外側に貼るほうが効果的ですが、2 階の部屋など外側に貼れない場合、内側から貼っても室温の上昇を抑えられます。また、車の中で過ごす場合も、車のフロントガラスやドアガラスにアルミホイルを貼ることで同じよう
な効果が期待できます。

2 ペットボトルに巻きつけて保冷する
屋外で活動する時など、少しでもペットボトル飲料の冷たさを持続させたい時に有効です。アルミホイルには「熱を反射させる性質」ともう一つ、「熱を伝えやすい性質」があります。直接触れている物体からの熱をよく通し、温まるのも冷えるのも早いという特徴があります。この 2 つの性質を活かして上手く工夫すれば、保冷することができます。

【手順】
1.冷たいペットボトルにアルミホイルを巻き付ける
2.アルミホイルを水で濡らす
3.ポリ袋やチャック付きの保存袋に入れる

実際にどのくらいの効果があるのか実験してみました。
水が入ったペットボトルを2本用意し、「そのままの状態」と「アルミホイルを使って保冷した状態」にして並べました。35℃を超える炎天下、1 時間放置すると…

元々、約 17℃だった水が「そのままの状態」では 33.5℃まで温度が上昇。
一方、「アルミホイルを使って保冷した状態」の方は、26.5℃までしか上がらず、温度上昇を 7℃
抑えられることができました。

3 ベビーカーの子どもを暑さから守る
ベビーカーに乗っている子どもは、大人より低い場所にいるため地面からの熱の影響を受けやすく
なってしまいます。
サンシェードから座面にかけてアルミホイルを貼ることで、太陽から降り注ぐ上からの熱と地面の
熱の両方を防ぐことができます。

【手順】
1.クリップ(洗濯ばさみでも可)を用意します
2.座面とサンシェードにクリップを付けます
3.座面とアルミホイルをクリップで留めます
4.座面の下をくぐらせてサンシェードまで引っ張り出します
5.アルミホイルとサンシェードの端をクリップで留めます

アルミホイルを使って簡単にできる熱中症対策の紹介でした。
突然やってくる災害時にも有効ですので、おうちにある防災グッズの中にアルミホイルを 1 本入れ
ておくのはいかがでしょうか。

これから暑さの厳しい夏がやってきます。
喉が渇いていなくても、こまめな水分補給を心がけ、
屋外活動をする際は、なるべく日陰を利用し日傘や帽子を使うなどして熱中症には十分注意してく
ださい。

【取材協力】株式会社 UACJ
「災害時のアルミホイル活用法」 (株式会社 UACJ ホームページより)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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