日米韓 北朝鮮ミサイルの“リアルタイム共有”「数か月以内に初期運用開始」で一致|TBS NEWS DIG
日本とアメリカ・韓国の防衛相会談が3日、シンガポールで開かれ、浜田防衛大臣は北朝鮮が発射するミサイル情報をリアルタイムで共有できるシステムを構築し、「数か月以内に初期的な運用を開始する」と明らかにしました。
アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪れている浜田大臣は3日、アメリカ、韓国と3か国で防衛相会談を行いました。
会談では、▼弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、3か国が緊密に連携することを確認するとともに、▼ミサイル情報をリアルタイムで共有できるシステムを構築し、年末までに始動させる方向で一致しました。
浜田靖一 防衛大臣
「ミサイル警戒情報のリアルタイム共有について、今後数か月中に初期的運用の開始のための、更なる進展を得ることで一致いたしました」
3か国の共同声明では、2019年に韓国側が破棄すると日本に通告していた軍事情報の保護に関する協定「GSOMIA」が正常化されたことを歓迎しました。
また、閣僚レベルとしては初めて、対潜水艦やミサイル防衛の合同訓練を定例化することで合意しています。
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