米がロに対し新たな核軍縮の枠組みで協議を呼びかけ(2023年6月3日)
アメリカのサリバン大統領補佐官は2日、ロシアに対し新たな核軍縮の枠組みについて協議に入るよう呼び掛けました。
サリバン大統領補佐官:「戦略核戦力の無制限な軍拡競争に乗り出すことは、米ロ双方の利益にならない。ロシアが順守する限り、核戦力の制限を貫く用意がある」
サリバン大統領補佐官はロシアが新戦略兵器削減条約(新START)が定める核戦力の数量制限を順守する限り、アメリカも順守する用意があるとしたうえで、条約の期限が切れる2026年以降の米ロの新たな核軍縮の枠組みについて、ロシアに対し協議に応じるよう呼び掛けました。
また、サリバン補佐官はアメリカがロシアと中国を抑止するため、核戦力を拡大する必要はないと述べました。
アメリカは1日、ロシアが新STARTの履行を一方的に停止したことを受け、対抗措置の拡大を打ち出しましたが、今後の核軍縮についてロシア側に方針転換を迫りたい考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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