バイデン大統領 債務不履行の回避は「超党派の成果」(2023年6月3日)
アメリカのバイデン大統領は、債務不履行の回避が確実になったことを受けて、超党派による成果だとアピールしました。
アメリカ、バイデン大統領:「超党派も団結も難しいのは分かっているが、このような局面があるからこそ、私たちは決して諦めない。政治がどれだけ厳しくなっても、私たちは互いを敵としてではなく仲間として尊厳と敬意を持って接することができるのだ」
バイデン大統領は2日、ホワイトハウスの大統領執務室で演説し、超党派で可決にこぎ付けた議会を「政治よりも国の利益を優先した」と賞賛しました。
執務室での演説はこれまで、アメリカが戦争や災害など危機に直面した際に行われてきた経緯があり、経済危機のリスクを超党派で乗り越えたと強調する狙いがあったとみられます。
3日に大統領の署名を経て法案が成立すれば債務上限は、今後2年間の歳出額に上限を設けることなどを条件に、2025年1月まで停止され、債務不履行は回避されます。
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