東京・墨田区の女子高校生殺害事件 夫婦が起訴内容認める(2023年6月2日)
東京・墨田区の女子高校生を誘拐し、殺害した罪などに問われている夫婦が初公判で起訴内容を認めました。そのうえで、弁護側は妻の責任能力を争う姿勢を示しました。
小森章平被告（29）と妻の和美被告（30）はおととし、墨田区の女子高校生（当時18）を車で誘拐し、山梨県内の小屋で殺害した罪などに問われています。
2日の初公判で、2人はいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めました。
そのうえで、弁護側は和美被告について、「心神耗弱状態の疑いがある」として、責任能力を争う姿勢を示しました。
検察側は冒頭陳述で「章平被告が誘拐の口封じの目的などで、被害者の殺害を決意した」と指摘しました。
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