藤井聡太(20) 最年少名人&七冠達成に「すごく感慨深い」…秋にも前人未到の八冠へ(2023年6月2日)
将棋界の誰もが憧れるタイトル「名人」。1日、藤井聡太七冠が史上最年少の20歳で獲得しました。
藤井七冠:「名人という言葉には子どものころから憧れの気持ちを抱いていたので、今回獲得できたことには、すごく感慨深いものがあります」
同時に、27年ぶり2人目の快挙となる七冠を達成しました。
地元の人:「WBCに続いて漫画みたいなことが起こるのかなって思ったが、本当に起こっちゃいましたね」
街の人:「私が20歳のころは、まだ浪人してました」
3勝1敗で王手をかけた名人戦第5局、2日目の1日、意地を見せる渡辺明名人(39)との対局は長考合戦に。一時は、渡辺名人がリードを拡大しましたが、2枚の「角」を投入すると流れは藤井七冠に傾きます。終盤は圧倒する展開になりました。
40年前、当時21歳で史上最年少名人を獲得した谷川浩司十七世名人は、次のようにコメントしました。
谷川十七世名人:「『記録というのは、それにふさわしい人が持つべき』と考えるようになりました。40年前の言葉をもう一度使わせていただくと、中原十六世名人からお預かりした最年少名人の記録を無事、藤井新名人にお渡しできたという心境です」
27年前に七冠を達成した羽生善治九段は、次のようにコメントしています。
羽生九段:「前人未到の大記録の達成は、将棋に興味を持つ子どもたちに大きな夢と希望を与えます。これからも将棋の魅力を伝えるフロントランナーとして、さらなる飛躍を遂げ活躍されることを期待しています」
残るタイトルは「王座」のみ。勝ち進めば今年の秋にも前人未到の八冠となります。
藤井七冠:「現時点ではまだまだ、とても遠いものなのかなと思っているんですけど。それを目指せること自体がやっぱり、そういうチャンスをこっちも作れたこと自体が、すごく幸運なことかなと思うので。それを生かして少しでもそこに近付くことができるように、何とか頑張れたらとは思います」
(「グッド!モーニング」2023年6月2日放送分より)
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