北朝鮮 “衛星”打ち上げ失敗 再発射を明言(2023年6月1日)
先月31日午前6時30分。沖縄県の各地で緊張が走りました。
およそ30分後、日本上空に飛んでくることはないと判断され、Jアラートは解除されました。
市民：「心臓は弱くないけれど、びっくりした。とび上がるような気がして。もうちょっとあの音は何とかなりませんかね」
日韓の情報を総合すると、飛翔（ひしょう）体が発射されたのは午前6時28分。そのおよそ7分後にレーダーから消え、7時ごろに黄海に落下したとみられています。
発射から3時間も経たないうちに、北朝鮮は失敗を認める異例の発表をしました。
朝鮮中央通信HP（きのう午前9時すぎの発表）：「打ち上げられたロケットは1段目の分離の後、2段目エンジンの始動で異常が起き推力を失い墜落した」
そのうえで、北朝鮮は「可及的速やかに2度目の打ち上げを行う」と明言しました。2度目のタイミングについて、韓国を拠点に北朝鮮の動向を研究する専門家は、次のように話します。
北朝鮮大学院大学 ヤン・ムジン教授：「ロケットの分離エンジンの問題は、修正するのに大きな困難はないでしょう。6月11日までに再び発射する可能性も排除できないと分析しています」
（「グッド！モーニング」2023年6月1日放送分より）
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