「ギャーという声」住人語る当時の状況…高校生が催涙スプレーを噴射か 男女意識不明(2022年2月16日)
2月14日、大阪府高槻市のマンションで40歳の女性と17歳の男子高校生が意識不明の状態で見つかった事件。同じマンションの住人が当時の状況を語りました。
事件が起きたのは、大阪府高槻市のマンションです。2月14日の夜、2階に住む柴田周子さん(40)の部屋に、男子高校生(17)が宅配業者を装って押し入り、もみ合いになりました。その後、部屋の外にある通路で柴田さんと男子高校生が倒れているのが見つかりました。
警察によりますと、柴田さんは後頭部を打撲したあとがあり頭蓋骨を骨折していて、男子高校生の胸には刺し傷があったということです。2人はいまも意識不明の重体です。
当時、部屋には柴田さんの長女(10代)がいましたが、2人がもみ合いになっている間に外へ逃げたということです。
柴田さんと男子高校生の間にいったい何があったのか。同じマンションの住人は、当時の状況について次のように話しました。
(同じマンションの住民)
「(Qどんな声が聞こえた?)かなり高い声で、『ギャー』という声ですね。途中で、男の人のモヤモヤとした声が入って、もう1回『ギャー』という声が聞こえた。金切り声と言うんですかね、『ギャー』という声で。(Q時間の長さとしては?)1分か、そのくらいちゃいますかね」
警察は、男子高校生が宅配業者を装うために持っていた段ボールの中から催涙スプレーを押収しました。柴田さんの顔には、スプレーを噴射されたような跡があったということです。
また、現場には注射器やサバイバルナイフ、スタンガンがあったほか、男子高校生のリュックサックからは手錠やロープが見つかっていて、警察は男子高校生が凶器を多数用意した上で、計画的に柴田さんを襲ったとみています。
また、その後の捜査で柴田さんの長女は男子高校生と中学時代の同級生で、「2年前に一時交際していたことがある」と話していることも新たに分かりました。
これまでにトラブルなどは確認されていないということで、警察が事件の詳しい経緯を調べています。
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