「バカにされていると思った」女性2人を何度も刃物で…長野立てこもり“強い殺意”か(2023年5月29日)
長野県中野市で男女4人が殺害された事件で、青木政憲容疑者(31)が立てこもっていたときの詳細なやり取りや、“強い殺意”をうかがわせる行動が明らかになってきました。
29日、事件で殉職した玉井良樹さん(46)の葬儀が営まれました。
参列者:「うちの息子が言うには、(玉井さんは)子どものころから正義感が強かったと」
玉井さんの体には、撃たれたほかにも刺された跡があり、これが致命傷となったそうです。また、竹内靖子さん(70)と村上幸枝さん(66)の体には、刃物による刺し傷や切り傷が複数あったこともわかっています。
近所の人によりますと、青木容疑者の母親は、あの日、警察による規制線をかいくぐって、自宅に戻っていました。
近隣住民:「うちの女房が、容疑者の母親が家に入っていくのを見た」
このとき、母親は、自殺を図ろうとする息子を必死で説得していたそうです。
近隣住民:「本人が出てくるところだけは見ていた。庭に出てきたり、銃を持って庭に出てきてウロウロして。またしばらくして出てきてを繰り返していた」
母親の話によりますと、事件当夜に聞こえた2度の銃声は、自殺をしようとして失敗したときのものだったといいます。
青木政憲容疑者(捜査関係者):「ずっと孤独でいつも1人でいることを周りからののしられていると思っていた。通りがかった女性たちにもバカにされていると思って刺した」
亡くなった竹内さんや村上さんを待ち構えて犯行に及んでいることから、警察は、青木容疑者が計画的に犯行に及んだ可能性もあるとみて、捜査を続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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