維新・前府議団代表のハラスメント問題 松井一郎氏「前「当所の対応に甘い部分があった」と陳謝
大阪維新の会府議団の前の代表のハラスメント問題を受けて、当時、党の幹事長だった松井一郎前大阪市長が取材に応じ、対応に「甘い部分があった」として陳謝しました。
大阪維新の会の府議団の代表を務めていた笹川理議員は、8年前、維新の宮脇希大阪市議にハラスメント行為を行ったとして、今週月曜日(22日)に代表を辞任しました。
当時、党の幹事長だった松井氏が取材に応じました。
当時、幹事長として対応した松井一郎氏
「僕自身の8年前の対応に、少し甘い部分があったということで反省をしているところです」
記者「(8年前に)性的関係の要求を知っていれば、処分は変わりましたか?」
松井氏「除名やね」
松井氏は当時を振り返ってこのように説明し、ハラスメントの中身をしっかり把握して、対応すべきだったとして陳謝しました。
一方、党の横山幹事長は、所属するすべての議員を対象に、ハラスメントを受けたかどうか尋ねる調査について、5月中に行うと発表しました。
調査は対面ではなくウェブ上で行い、6月中旬までに結果をとりまとめ、公表するとしています。
調査で、被害を訴えた議員には、弁護士などでつくる専門の委員が相談に乗る体制をつくるということです。
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