【マグロ豊漁】漁師も仰天! 釣れた220Kg超「クロマグロ」 全国で豊漁なぜ?(2023年4月11日)

【マグロ豊漁】漁師も仰天! 釣れた220Kg超「クロマグロ」 全国で豊漁なぜ?(2023年4月11日)

【マグロ豊漁】漁師も仰天! 釣れた220Kg超「クロマグロ」 全国で豊漁なぜ?(2023年4月11日)

 200キロを超える超大物のマグロが水揚げされました。

■220キロ超「クロマグロ」全国で豊漁なぜ?

 石垣島で今月から始まったクロマグロ漁。漁船からは丸々と太ったクロマグロが水揚げされました。最大で222キロのマグロが。

 200キロ級のマグロは石垣島だけではありません。実は、日本海側の京都府舞鶴市でも200キロ前後のマグロが5本、福井県でも4本と大きなマグロが取れているのです。

 豊漁と聞いて気になるのは価格。マグロの解体ショーが名物で、マグロの食べ放題が大人気の店では。

 おさかな本舗たいこ茶屋大将・嵯峨完さん:「2割、安くなりましたかね。ランチでもクロマグロを出す時もある」

 大将の嵯峨さんによると、マグロの豊漁を受けて市場価格が下がってきているといいます。

 マグロが好きなお客さんも期待が膨らみます。

 来店客:「値上がりいっぱいしているので、安くなるならうれしい」「めっちゃうれしい。マグロ好きとして、ぜひそうなってほしい」

■高級魚もお得 1500円→800円

 各地で200キロを超えるマグロが水揚げされるなか、身の引き締まった、あの魚も豊漁でした。

 おさかな本舗たいこ茶屋大将・嵯峨完さん:「これがブリのお刺身です。通常1500円のところを今、800円で提供しています」

 なめらかな食感と口の中で広がる脂が絶品のブリの刺身。

 おさかな本舗たいこ茶屋大将・嵯峨完さん:「この4月に入りましても脂が非常にのっておりまして、お客様に喜ばれております」

 なぜマグロに続いて、ブリも豊漁なのでしょうか。魚の生態に詳しい専門家は海水温の上昇で増えた餌(えさ)が関係しているといいます。

 東京海洋大学講師・ながさき一生さん:「発生しやすいプランクトンが、その海域の環境によって変わってくる。その魚種が好む餌が増えれば、生きやすくなるということ」

 そして200キロ超えのマグロについては。

 東京海洋大学講師・ながさき一生さん:「恐らく産卵するような大きく育ったマグロだと思う。産卵場に向かっているところであったり、産卵した後のマグロが揚がっているんじゃないかと思われる。海水温であるとか、その他の条件が今後、整い続けていけば増える」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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