「楽にさせてあげたい」叔母の延命治療中止を申し出 女子大生「タリウム」殺害の罪で起訴の男 調べには黙秘｜TBS NEWS DIG
女子大学生を殺害した罪で起訴された男が、叔母にもタリウムを摂取させ殺害しようとした疑いで、きのう逮捕された事件で、男が意識不明で入院する叔母の延命治療を中止するよう申し出ていたことが分かりました。
京都市の宮本一希容疑者（37）は2020年7月、会社経営者だった叔母（61）に、毒性が強い劇物「タリウム」を摂取させ殺害しようとした疑いで、きのう再逮捕されました。
叔母は重体で、3年近く意識不明の状態が続いていますが、捜査関係者によりますと、宮本容疑者が病院側に「楽にさせてあげたい」などと叔母の延命治療を中止するよう申し出ていたことが分かりました。
宮本容疑者は取り調べに対して黙秘を続けていますが、叔母が体調を崩して入院した後、宮本容疑者が叔母が経営していた会社の社長に就任していて、警察は財産を奪おうとしたとみて捜査を続けています。
宮本容疑者は知人で大学生の濱野日菜子さん（21）にタリウムを摂取させ、殺害した疑いで今年3月に逮捕され、すでに起訴されています。
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