国連安保理緊急会合 中東戦闘「一時停止」求める決議案は米が拒否権行使し否決|TBS NEWS DIG

国連安保理緊急会合 中東戦闘「一時停止」求める決議案は米が拒否権行使し否決|TBS NEWS DIG

国連安保理緊急会合 中東戦闘「一時停止」求める決議案は米が拒否権行使し否決|TBS NEWS DIG

国連安保理は18日、緊急会合を開き、イスラエル軍とハマスによる大規模戦闘の「一時停止」を求める決議案を採決しましたが、アメリカが拒否権を行使し否決されました。

議長
「決議案は採択されませんでした」

議長国ブラジルが提出した決議案は、ガザの人道危機の回避のため大規模な戦闘の「一時停止」を求めたもので、「ハマスの凶悪なテロ攻撃を非難する」とした一方、イスラエルへの名指しは避けつつ、ガザ北部の住民への避難通告を撤回するよう訴えていました。

決議案には日本など12か国が賛成しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使し、決議案は否決されました。アメリカの国連大使は、「イスラエルの自衛権に言及していないことに失望した」などと理由を説明しています。

その後、安保理ではイスラエルとパレスチナ、それぞれの国連大使が激しい応酬を繰り広げました。

パレスチナ マンスール国連大使
「国際法上、虐殺を行う権利はない。イスラエルはガザ地区で毎日虐殺を続けている」

イスラエル エルダン国連大使
「ハマスはユダヤ人の絶滅と、ユダヤ国家の消滅だけを目指している。彼らの虐殺の信念を変えることはできない」

パレスチナのマンスール国連大使は「他の誰かの安全のために、子どもや女性を殺害することは正当化できない」などとイスラエルを批判。

一方、イスラエルのエルダン国連大使は、「『イスラム国』やアルカイダと同じように完全に壊滅させる。今回のような残虐行為が二度と繰り返されないようにする唯一の方法だ」などと訴えました。

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