藤井聡太六冠 最年少名人へ“あと1勝” 七冠も…注目の“勝負メシ”は「鯛茶漬け」(2023年5月23日)

藤井聡太六冠 最年少名人へ“あと1勝” 七冠も…注目の“勝負メシ”は「鯛茶漬け」(2023年5月23日)

藤井聡太六冠 最年少名人へ“あと1勝” 七冠も…注目の“勝負メシ”は「鯛茶漬け」(2023年5月23日)

 22日、将棋の名人戦・第4局に2勝1敗とリードして迎えた藤井聡太六冠(20)。最年少「名人」、そして七冠へ王手をかけた。

■序盤は…渡辺名人が攻めの姿勢 徐々に長考

 22日、福岡県飯塚市で行われた名人戦七番勝負・第4局の2日目。先に入室したのは、挑戦者・藤井六冠だった。

 遅れることおよそ3分、渡辺明名人(39)が入室。張り詰めた空気の中、対局が始まった。

 2日間かけて行われる名人戦。前日、藤井六冠が封じた39手目が開封された。

 名人戦は8大タイトルのなかで最も歴史が古く、先に4勝したほうがタイトルを獲得できる。2勝1敗で迎えた藤井六冠。勝てば、40年ぶり、最年少「名人」の記録更新に王手となる。

 一方、1勝2敗の渡辺名人はタイトル4連覇に向け、負けられない対局だった。

 序盤は、渡辺名人が攻めの姿勢を見せる展開に…。しかし、徐々に長考が続き、時刻は12時。“勝負メシ”も注目が集まる。

■藤井六冠 第5局へ「いい状態で臨みたい」

 渡辺名人は飯塚市の幻のブランド牛とも呼ばれる筑穂牛を使った、ボリューム満点の「すき焼き御膳」。一方、藤井六冠は新鮮な鯛の刺身をつかった「鯛茶漬け」を選んだ。

 昼食後、渡辺名人は苦しい展開に…。2時間近くの大長考で逆転の一手を探すも、投了。69手で、藤井六冠が勝利し、最年少名人と七冠に王手をかけた。

 藤井六冠:「また第5局もすぐにあるので、スコアのことは意識せずにいい状態で臨みたい」

 渡辺名人:「きょうは早い時間に終わってしまい、すぐダメにしてしまったので。もうちょっといい将棋を指さないといけない」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年5月23日放送分より)
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